精養軒、味噌、有田焼
インバウンド観光客が溢れるようになり、
かつては頻繁に訪れた浅草には、
今では数ヶ月に1度くらいしか立ち寄らない。
街が騒がしく、
落ち着きを失いつつある、
というのも理由だが、
馴染みだった履き物屋や、
蕎麦屋、天麩羅屋なども、
徐々に海外からの客を中心とした、
品揃えや接客、メニュー、価格などになり、
マーケティング戦略?が変化。
どうも、
なんとなく大切にされていないな、
と感じることが重なってきたこともある。
だだ、昔ながらの浅草らしい場所や店も、
まだある。
上野にはない上野精養軒、も、
そのひとつ。
上野精養軒 浅草店。
今日の日替は、
タンドリーチキンと牡蠣フライ
落ち着きある風合いのナルミの皿に載せられ、
料理は慎ましくも美しい仕上がり
浅草での買い物ついでには、
結構な頻度で立ち寄る店の1つだ。
台東区の公的施設の最上階の一角を借りて、
簡素なテーブルと椅子を並べただけのスペースに
ひっそりと出店している。
厨房はホールからは見えないが、
推察するに、さほど大きな空間ではないだろう。
メニューは本店や銀座店に比べて少なく、
雰囲気も食堂に近いが、
料理の旨さ、コスパ、接客ともに、
気に入っている。
客層も浮き足立った人が少ない。
気がする。
まさに、
観光地浅草においては、
有名店の割に、
存在はあまり知られていない貴重な穴場だ。
この店が入るビルの近くには、
全国の特徴的な味噌を取り揃えた味噌屋があり、
一般小売もやっているので、
立ち寄るのも楽しい。
今回は赤だしを購入。
その後、
上機嫌で合羽橋に向かい、
かねてから新調したかった丼茶碗を物色。
結果、有田焼の理想的な品を購入。
写真左にあるオーソドックスな品物だ。
翌日は早速、
近所のスーパーで刺身を仕入れ、
妻に頼んで試しに海鮮丼にしてもらった。
本当は天丼が良かったが、
諸事情により断念。
しかし、
なかなか器は気に入った。
先々、何を乗っけてメシを食べるか、
を考えるだけで楽しくなる。
精養軒、味噌の万久、有田焼、
とこの日の立ち寄り先を振り返ってみると、
どこからどう見ても爺さんの散歩コース。
我ながら苦笑してしまったが、
まぁ、そういう好みなんだから、
年寄り扱いされても仕方がないじゃろう。




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